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愛知県一宮市を中心に、外構工事やお庭のリフォームを検討されている皆さん、
こんにちは!株式会社北斗、HealingForestGardenです。
お住まいを新築されたり、リフォームを考えたりする際、
多くの方が憧れるスタイルの一つに「シンプルモダン」があります。
無駄な装飾を削ぎ落とした、直線的で洗練されたデザインは、都会的でスタイリッシュな印象を与え、
建物の美しさをより一層引き立ててくれますよね。
しかし、いざ外構をシンプルモダンにしようと考えても、こんな風に思いませんか?
そのお悩み、よく分かります。
実は、美しいシンプルモダン外構は、ただ要素を少なくする「引き算」だけでは完成しません。
計算され尽くした「引き算の美学」と、効果的な「足し算の工夫」があってこそ、上質で居心地の良い空間が生まれるのです。
今回は、一宮市で数々の
外構デザインを手掛けてきた私たちが、
洗練されたシンプルモダン外構を作るための
具体的なコツとデザインアイデアを、
分かりやすくご紹介します。
「シンプルモダン」と一言で言っても、その定義は曖昧に感じられるかもしれません。
私たちが考える成功の鍵は、以下の3つのルールに集約されます。
まるでお洋服をコーディネートするように、外構全体をトータルで考えてみましょう。
ルール1:色は3色までに絞る【カラーパレットの法則】
基本となるカラーパレット(配色)は、「ホワイト・ブラック・グレー」といった無彩色を中心に構成します。
そして、ここにアクセントとして1色だけを加えるのが、おしゃれに見せる最大のコツです。
例えば、玄関ドアの色と合わせた木目調や、シャープな印象を与えるシルバーなどがおすすめです。
色数をむやみに増やすと、途端に雑多な印象になってしまうので注意しましょう。
ルール2:水平・垂直の「線」を揃える【ラインの統一】
シンプルモダンが美しく見えるのは、空間に秩序があるからです。
その秩序を生み出すのが「ライン(線)」の統一です。
例えば、カーポートの屋根のライン、門柱の高さ、フェンスの水平ライン、アプローチの目地のライン。
これらを意識的に揃えることで、視線がスムーズに流れ、外構全体が驚くほどスッキリと整って見えます。
設計段階でこの「見えない線」を意識することが、プロの腕の見せ所でもあります。
ルール3:異素材を効果的に組み合わせる【マテリアルの選択】
コンクリート、金属(アルミなど)、ガラス、大判のタイルといった、シャープで硬質な素材がシンプルモダンの主役です。
しかし、これらばかりだと、やはりどこか冷たい印象になりがち。
そこで重要になるのが、異素材の組み合わせです。
例えば、コンクリート打ちっぱなしの壁に、木目調のフェンスを少しだけ組み合わせる。
あるいは、シャープなアルミの門柱に、植栽の柔らかな緑を添える。
こうした「硬質×温かみ」の対比が、空間に深みと上質さを与えてくれます。
基本ルールを踏まえた上で、具体的なパーツごとにシンプルモダンを実現するアイデアを見ていきましょう。
門柱・門まわり
最も簡単なのは、装飾のないフラットな「塗り壁」仕上げの門柱です。
ここに、ミニマルなデザインのステンレス製表札や、埋め込み型のシンプルなポストを組み合わせると、
洗練された印象になります。最近では、ポスト・表札・インターホンが一体化した「機能門柱」も、
スマートなデザインのものが多く人気です。
アプローチ
アプローチには、60cm角などの「大判タイル」を使うのがおすすめです。
一枚が大きい分、目地(継ぎ目)が少なくなり、非常にスッキリとした見た目になります。
色は、建物や壁の色と合わせたグレー系やホワイト系が定番です。
駐車場(カースペース)
駐車場の床は、シンプルな土間コンクリートが基本です。
ひび割れ防止の目地には、細いタイプのものを選んだり、黒い砂利を入れたりするとシャープな印象に。
カーポートを設置するなら、屋根がフラットで柱の少ないデザイン(LIXILの「カーポートSC」など)を選ぶと、
建物のデザインを邪魔せず、外構全体に一体感が生まれます。
植栽(グリーン)
無機質になりがちなシンプルモダン外構にこそ、植栽の緑が驚くほど映えます。
ただし、たくさん植えるのは禁物。
すらりとした樹形の「株立ち(根元から複数の幹が伸びる樹形)」の木を、
シンボルツリーとして1本だけ植えるのが効果的です。
アオダモやソヨゴ、ハイノキなどが人気で、夜に下からライトアップすると、
壁に美しい影が映し出され、幻想的な雰囲気を演出できます。
【実例】
一宮市で新築外構をご依頼いただいたお客様は、「生活感のない、ホテルのようなモダンな外構にしたい」とご希望でした。
私たちは、建物と調和するグレーを基調とし、カーポートからアプローチまでを一体でデザイン。
門柱には、玄関ドアと色味を合わせた木目調のスリットをアクセントとして入れ、硬質な空間に温かみをプラスしました。
アプローチ脇にはシンボルツリーとしてアオダモを1本だけ植え、夜間はライトアップで陰影を楽しめるように計画。
お客様からは「理想としていた、シンプルで上質な空間が実現した。
家に帰るたびに嬉しくなります」と、大変満足の声をいただくことができました。
ここで一つ注意したいのが、「シンプルモダンは、決して安いスタイルではない」ということです。
一見シンプルに見えても、その裏側では、壁を平滑に仕上げる左官職人の高い技術や、
大判タイルなどの高品質な材料、デザイン性の高いカーポートなどが使われています。
一般的な外構工事(駐車場2台+アプローチ+門柱+フェンス)で200万円以上かかることも珍しくなく、
仕様によってはさらに高額になります。
また、白い塗り壁は汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
美しい状態を長く保つために、汚れが付きにくい「光触媒コーティング」などを併せて検討することも大切です。
シンプルモダン外構の成功の鍵は、要素をただ減らすのではなく、
全体のバランスを計算し、素材の質やディテールにこだわること。
そして、植栽や照明といった「潤い」の要素を、どこにどれだけ加えるかというプロのバランス感覚が不可欠です。
私たち株式会社北斗のHealingForestGardenは、解体から土地活用、
そして外構デザインまでをトータルで手掛けるノウハウを活かし、
お客様一人ひとりの理想を形にするお手伝いをしています。
愛知県一宮市、稲沢市、江南市、岩倉市などで、上質で洗練された外構をお考えなら、ぜひお気軽にご相談ください。
【参考記事】
※この記事を作成するにあたり、またお客様がさらに理解を深めるために参考となるサイトを以下に記載します。
1. **エクステリアメーカーのスタイル別施工例**
* LIXIL:エクステリア スタイルブック「シンプルモダン」:[https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/style/simplemodern/](https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/style/simplemodern/)
* YKK AP:施工例ギャラリー「シンプルモダン」:[https://www.ykkap.co.jp/consumer/search/exterior/gallery/simplemodern](https://www.ykkap.co.jp/consumer/search/exterior/gallery/simplemodern)
* 大手メーカーの豊富な実例から、具体的なイメージを膨らませることができます。
2. **住宅・建築の専門家向け情報サイト**
* ArchDaily:建築家が選んだプロジェクト事例:[https://www.archdaily.com/jp](https://www.archdaily.com/jp)
* 世界中のモダンな建築や外構デザインが見られます。ハイレベルなデザインのインスピレーション源として。
3. **外構工事の総合情報サイト**
* ガーデンプラス:シンプルモダン外構の施工例一覧:[https://www.garden.ne.jp/ex_works/theme-simplemodern](https://www.garden.ne.jp/ex_works/theme-simplemodern)
* 様々な価格帯や規模のリアルな施工事例が多数掲載されており、非常に参考になります。
4. **植栽に関する情報サイト**
* 庭木図鑑 植木ペディア:[https://www.uekipedia.jp/](https://www.uekipedia.jp/)
* シンプルモダン外構に合うアオダモやソヨゴなどの樹木について、その特徴や育て方を詳しく知ることができます。