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2025.10.15

【一宮市の新築外構】高低差のある土地で失敗しない!擁壁・階段・スロープ計画の全知識


愛知県一宮市を中心に、外構工事やお庭のリフォームを検討されている皆さん

こんにちは!株式会社北斗、HealingForestGardenです。

この度は、ご新築誠におめでとうございます! 眺めの良い高台の土地、日当たりの良い南向きの傾斜地など、

理想の土地を見つけ、いよいよ夢のマイホーム計画がスタートする…。

ワクワクする気持ちでいっぱいだと思います。

一方で、道路や隣地との間に「高低差」がある土地を選ばれた方は、こんな不安をお持ちではないでしょうか?

「擁壁(ようへき)って絶対に必要なの?費用が高くなりそうで心配…」

「玄関までの階段が、長くて急になりそう…」

「駐車場から家まで、荷物を運ぶのが大変じゃないかな?」

確かに、高低差のある土地の外構工事は、平坦な土地に比べて専門的な知識と技術が求められ、費用も高くなる傾向があります。

しかし、どうかご安心ください。

高低差は、決してデメリットばかりではありません。

むしろ、計画次第でその土地だけの特別な価値を持つ、魅力的な空間に変えることができる「チャンス」なのです。


今回は、一宮市で数々の高低差のある土地の外構を

手掛けてきたプロの視点から、

「擁壁」「階段」「スロープ」の

計画で失敗しないための重要ポイントを、

実例を交えながら徹底解説します!


【安全の要】「擁壁(ようへき)」計画で絶対に押さえるべきこと

まず、高低差のある土地で最も重要になるのが**「擁壁」**です。擁壁とは、
崖や盛り土が崩れるのを防ぐために作られる「土留め(どどめ)の壁」のこと。
これが、あなたとご家族の安全、そして大切な財産を末永く守るための、まさに「土台」となります。

■擁壁計画の最重要チェックポイント

  • 高さ2mの壁:
    法律上、高さが2mを超える擁壁を造る場合、「工作物の建築確認申請」という手続きが必要になります。
    これは、その擁壁が安全基準を満たしているかどうかを役所に届け出て、審査を受けるための重要な手続きです。
    この申請を怠る業者もいますが、安全性に問題がある違法な擁壁になる可能性があり、非常に危険です。
  • 水抜き穴の重要性:
    擁壁の裏側に水が溜まると、土圧が急激に高まり、擁壁が崩れる原因になります。
    それを防ぐのが、壁に設けられた「水抜き穴」です。
    この穴から適切に排水されることで、擁壁の健全性が保たれます。
    水抜き穴のない擁壁は、時限爆弾を抱えているようなものだと考えてください。

【実例】

一宮市内で「隣の家との境界にある古いブロック塀が、こちら側に傾いてきている気がして怖い」というご相談を受けました。

現場を調査すると、高さ1.8mほどのブロック塀には水抜き穴がなく、内部に水が溜まって土圧が高まっている危険な状態でした。

私たちは、既存のブロックをすべて安全に解体・撤去し、鉄筋コンクリート(RC)製の頑丈な擁壁を、適切な水抜き穴を設けて造り直しました。

これにより、お客様の不安が解消されただけでなく、お隣の方にも安心していただけて、良好なご近所関係にも繋がったと大変喜んでいただけました。

【毎日の快適さの鍵】「階段・スロープ」のアプローチ計画

擁壁で安全な敷地が確保できたら、次は道路から玄関までの「アプローチ(動線)」を考えます。

このアプローチが快適かどうかで、毎日の暮らしの質が大きく変わります。

■階段を計画する場合のポイント

  • 蹴上(けあげ)と踏面(ふみづら)のバランス: 階段の1段の高さ(蹴上)と、足を乗せる面の奥行き(踏面)のバランスが重要です。
    建築基準法では「蹴上23cm以下、踏面15cm以上」と定められていますが、毎日使う屋外の階段では、
    蹴上を15cm~18cm程度に低く、踏面を30cm以上と広くとると、非常に緩やかで上り下りが楽になります。
  • 踊り場の設置: 5~6段ごとに「踊り場」という平らなスペースを設けるのがおすすめです。
    一息つけるだけでなく、万が一足を踏み外した際に下まで転げ落ちるのを防ぐ安全装置の役割も果たします。

■スロープを計画する場合のポイント
 ベビーカーや車椅子、自転車などを利用する可能性があるなら、
スロープの設置は非常に有効です。ただし、スロープは想像以上に長い距離が必要になります。
バリアフリー法で推奨される勾配は「1/12以下」。
これは、1mの高さを上がるのに、12mの水平距離が必要ということです。
限られたスペースで無理に短いスロープを作ると、急すぎてかえって危険なものになってしまいます。

【実例】

一宮市内で、道路から玄関まで約2mの高低差があるお宅の外構を手掛けさせていただきました。

当初、お客様はコストを考えて階段のみをご希望でした。しかし、ヒアリングを重ねる中で

「将来、両親との同居も考えている」「今はまだだけど、いずれ子供が生まれたらベビーカーを使う」というお話が。

そこで私たちは、駐車スペースの配置を少し工夫してスペースを捻出し、緩やかなスロープと階段を組み合わせたアプローチをご提案しました。

完成後、「急な来客でベビーカーを押してきてくれた友人に『このスロープ、すごく助かる!』と褒められました。

将来のことまで考えて提案してくれて本当に良かったです」という嬉しいお言葉をいただきました。

高低差を「魅力」に変えるデザインアイデア

高低差は、平坦な土地にはない立体的なデザインを生み出すチャンスです。

  • スキップフロアガーデン:
     擁壁でできた段差を活かし、下の段は「駐車スペース」、中段は「お子様が遊ぶ芝生スペース」、
    上の段は「家庭菜園を楽しむ畑」というように、フロアごとに役割の違うお庭をデザインできます。
  • 眺望デッキ:
    高い位置にウッドデッキやタイルテラスを設置すれば、周りの視線を気にせず、
    眺望を楽しめるプライベートな「第二のリビング」が生まれます。
  • ライティング演出:
    擁壁を下からライトアップしたり、階段の足元に照明を埋め込んだりすることで、
    夜間の安全性を確保すると同時に、昼間とは違う幻想的で高級感のある景観を創り出せます。

まとめ:高低差のある土地の外構こそ、プロの経験が活きる

高低差のある土地の外構は、デザイン性はもちろんのこと、何よりも「安全性」の確保が最優先されます。

そして、その安全性を担保するには、土木工事に関する専門的な知識と豊富な経験が不可欠です。

  • 安全な擁壁で、崩れない敷地の土台を築くこと。
  • 快適なアプローチで、毎日の暮らしを楽にすること。
  • 高低差を活かすデザインで、その土地だけの魅力を引き出すこと。

これらのポイントを押さえることで、高低差はデメリットから最高のメリットへと変わります。

「うちの土地に最適なプランを知りたい」「費用がどれくらいかかるか心配…」 そんなお悩みをお持ちでしたら、

ぜひ私たち株式会社北斗にご相談ください。土木工事からデザインまで一貫して手掛けるプロとして、

一宮市の地域特性を熟知した最適なプランをご提案させていただきます。


【参考記事】

  • LIXIL – 高低差のある敷地 https://www.lixil.co.jp/reform/theme/height_difference/ (擁壁や階段、スロープなど、高低差を活かすための製品やアイデアが紹介されています。)

  • YKK AP – 敷地の高低差を活かしたエクステリア https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/sp/articles/height-difference/ (高低差のある敷地でのプランニングのポイントが分かりやすく解説されています。)

  • 国土交通省 – 宅地防災 https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_tk_000019.html (擁壁などに関する宅地造成等規制法の概要や、安全な宅地の見分け方などが掲載されています。)

  • 三協アルミ – 高低差を活かしたプラン https://alumi.st-grp.co.jp/products/exterior/knowledge/plan_koutei.html (具体的な商品とともに、高低差のある敷地でのプランニング例が紹介されています。)

  • 一般財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター https://www.chord.or.jp/ (擁壁工事などに関するトラブル事例や相談窓口の情報が得られます。)

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