愛知県一宮市を中心に、外構工事やお庭のリフォームを検討されている皆さん
こんにちは!株式会社北斗、HealingForestGardenです。
「天気の良い日は、リビングのカーテンを全開にして光をたっぷり取り込みたい」
「お庭で子どもをプールで遊ばせたり、家族で気兼ねなくBBQを楽しんだりしたい」
そんな理想の暮らしを思い描いて建てたマイホーム。
それなのに、実際は道路からの視線やお隣さんの窓が気になって、
一日中カーテンを閉めっぱなし…なんてことになっていませんか?
せっかくのお庭が、ただの「眺めるだけの場所」になってしまうのは、本当にもったいないことです。
お庭は、工夫次第で、誰にも邪魔されない最高の「プライベート空間」に変えることができます。

今回は、私たち外構のプロが、
気になる視線を賢くカットし、
お庭を「第二のリビング」に
変えるための具体的な方法を、
実例を交えながらご紹介します。
「見られる」ストレスから解放!プライベート空間を作る3つの方法
視線をカットする方法は、一つだけではありません。
それぞれの特徴を理解し、お住まいの状況や理想の雰囲気に合わせて使い分けることが、成功の鍵となります。
方法1:【フェンス】で物理的に視線をシャットアウト
最も確実で即効性があるのが、目隠しフェンスを設置する方法です。
- メリット: 設置したその日から、気になる視線を物理的に完全に遮ることができます。
アルミ製や樹脂製のものを選べば、メンテナンスもほとんど必要ありません。
- デメリット: 高く、隙間のないフェンスで家全体を囲ってしまうと、圧迫感が出たり、
風通しや日当たりが悪くなったりすることがあります。
- 選び方のポイント: 最近の主流は、視線は遮りつつも風は通す「ルーバータイプ」(羽板が斜めになったデザイン)です。
これなら、プライバシーを守りながら、心地よい風をお庭に取り込むことができます。
また、全てを同じフェンスで囲うのではなく、気になる場所だけ目隠しタイプにするなど、「適材適所」で使い分けるのが賢い選択です。
方法2:【植栽】で自然に優しく視線をカバー
木の枝や葉っぱを利用して、ナチュラルに目隠しをする方法です。
- メリット: 人工物にはない、自然な温かみと癒し効果があります。
季節の移ろいを感じられ、お住まい全体の印象も柔らかくなります。
- デメリット: 植えてから目隠しとして機能するまでには、成長する時間が必要です。
また、美しく保つためには剪定(せんてい)や落ち葉の掃除といったメンテナンスが欠かせません。
- 選び方のポイント: 冬でも葉が落ちない「常緑樹*を選ぶのが基本です。
成長が比較的緩やかで、自然な樹形が美しい「ソヨゴ」や「ハイノキ」、洋風の住宅によく合う「オリーブ」などが人気です。
方法3:【パーゴラ・シェード】で空からの視線をカット
お隣の2階の窓など、上からの視線が気になる場合に非常に有効なのが、パーゴラやシェードです。
- メリット: パーゴラは、お庭に立体感と奥行きを生み出し、非常におしゃれな空間を演出できます。
つる性の植物を絡ませれば、自然な緑の屋根に。
オーニングやシェードは、日除けとしての役割も大きく、夏場の強い日差しを和らげてくれます。
- デメリット: 横からの視線を直接遮ることはできないため、フェンスや植栽との組み合わせが必要になります。
- 選び方のポイント: ウッドデッキやタイルテラスの上に設置することで、そこが「屋根のある屋外リビング」に早変わりします。
【プロの技】圧迫感なくお洒落に!「組み合わせ」という最強の解決策
「フェンスだけだと無機質だし、植栽だけだと冬場が心配…」
そんなお悩みを解決するのが、複数の要素を組み合わせるというテクニックです。
これこそが、おしゃれで快適なプライベート空間を作るための、私たちプロが最も重視するポイントです。
(会話例)
お客様:
「道路からの視線が気になるので、高いフェンスで完全に隠したいんです。でも、圧迫感が出るのは嫌で…。」
北斗スタッフ:
「でしたら、こんな方法はいかがでしょう?人の目線の高さにあたる地面から1.2mくらいまでは、
しっかり目隠しできる木調のフェンスを建てます。そして、その上は背の高い植栽を数本植えて、
葉っぱで優しく視線を遮るんです。こうすれば、圧迫感をなくしつつ、緑も楽しめて一石二鳥ですよ。」
このように、「隠したい場所」と「見せても良い場所」、「しっかり隠す部分」と「柔らかく隠す部分」を明確に分けることで、
機能性とデザイン性を両立させることができます。
【実例】
一宮市でリビング前にウッドデッキを設置されたお客様は、隣家からの視線にお悩みでした。
そこで、ウッドデッキの隣家側に、高さ1.8mのルーバーフェンスを設置し、
さらにその手前にパーゴラを建てて、つるバラを這わせるご提案をしました。
横からの視線はフェンスで、上からの視線はパーゴラと植物で自然にカット。
結果、「人目を気にせず、カーテンを開けてお茶を楽しめる、最高のカフェスペースができた」と大変喜んでいただけました。
組み合わせのアイデア事例
- フェンス + 植栽: 最も王道で効果的な組み合わせ。無機質なフェンスの前に植栽を置くことで、フェンスの圧迫感を和らげます。
- パーゴラ + シェード + プランター: ウッドデッキの上にパーゴラを設置し、夏場はシェードを張る。
横からの視線が気になる方向には、背の高いプランターをいくつか置いて、季節の草花でさりげなく目隠し。
- デザインウォール(塗り壁) + スリット: 高い壁でしっかり隠しつつ、ガラスブロックやアイアンの飾り(スリット)を
埋め込むことで、デザイン性と採光を確保します。
まとめ:お庭は「作れる」。理想のプライベート空間を諦めないで
「うちの庭は狭いから…」「お隣と近いから…」と、理想の庭を諦める必要は全くありません。
フェンス、植栽、パーゴラといった要素を上手に組み合わせることで、
どんなお庭でも、あなたとご家族だけの特別なプライベート空間に変えることができます。
「何から始めたらいいか分からない」「うちの場合はどうすればいい?」
そんな時は、ぜひ私たち株式会社北斗 HealingForestGardenにご相談ください。
一宮市での豊富な施工経験を活かし、お客様のお住まいの環境とご希望を丁寧にヒアリングし、
最適なプランをご提案します。現地調査・お見積もりは無料です。一緒に、心から安らげる自慢のお庭を作りましょう。
【参考記事】
本記事を作成するにあたり、以下のサイトを参考にさせていただきました。より詳しい商品情報や多様な施工事例をご覧になりたい方は、ぜひご参照ください。
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LIXIL:フェンス・スクリーン・デザインパーツ
- フェンスだけでなく、空間を仕切るための様々なパーツが紹介されており、組み合わせのヒントになります。
- https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/
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YKK AP:リウッドデッキ×フェンス・スクリーン
- ウッドデッキとフェンスを組み合わせた施工例が豊富で、プライベート空間づくりのイメージが掴みやすいです。
- https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/exterior/rew-deck-fence
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タカショー:光と風を取り込む「 cinquième mur(5番目の壁)」
- パーゴラやシェード、フェンスなどを組み合わせて「屋外リビング」を作るというコンセプトが紹介されています。
- https://takasho.co.jp/exterior-living
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エクスショップ:目隠しフェンスの教科書
- 外構専門店の視点から、フェンス選びのポイントや圧迫感をなくす工夫などが非常に詳しく解説されています。
- https://www.ex-shop.net/index.php?action=public_blind_fence_textbook
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みんなの趣味の園芸(NHK出版):目隠しにおすすめの庭木
- 植栽による目隠しを検討している方向け。目隠しに適した常緑樹の種類や特徴が分かりやすくまとめられています。
- https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-79