お知らせ
NEWS
NEWS
愛知県一宮市を中心に、外構工事やお庭のリフォームを検討されている皆さん、
こんにちは!株式会社北斗、HealingForestGardenです。
大切なお住まいの外構工事やリフォームを考え始めると、
まず「複数の業者から見積もりを取る(相見積もり)」というステップに進む方が多いと思います。
そして、各社から届いた見積書を比較検討する中で、こんな経験はありませんか?
「A社は150万円、B社は140万円、でもC社だけ90万円…!? こんなに安いの!?」
他社より明らかに安い見積もりを見ると、「これはお得だ!」「ラッキー!」と、
思わずその業者に決めてしまいたくなる気持ち、とてもよく分かります。
しかし、その「安さ」に飛びつく前に、一度冷静になって考えてみてください。
なぜ、その業者だけがこれほどまでに安い金額を提示できるのでしょうか?
外構工事は、材料費や人件費など、適正な価格を維持するために必要なコストがあります。
それを大幅に下回る価格には、
今回は、一宮市で長年、解体から外構工事までを
手掛けてきた私たちだからこそ分かる、
「安すぎる見積もり」に潜む危険なカラクリと、
後悔しないために悪徳業者を見抜く方法を、
プロの視点からお話しします。
なぜ、適正価格を大きく下回る見積もりが存在するのでしょうか。その裏側には、お客様が見えないところでコストを削る、いくつかの悪質な手口が隠されています。
外構工事には、完成後には見えなくなってしまう部分がたくさんあります。
例えば、駐車場のコンクリートの下に敷く砕石の量、
ブロック塀やカーポートの柱を支える基礎コンクリートの深さや量、人工芝の下の転圧作業などです。
悪徳業者は、こうした見えない部分の材料を減らしたり、手間のかかる工程を省いたりすることで、
コストを不正に削減します。
最初はきれいに見えても、数年後には駐車場にひび割れが入ったり、
フェンスが傾いたり、庭がデコボコになったり…。
結局、修理に高額な費用がかかり、「安物買いの銭失い」になってしまう典型的なパターンです。
「とにかく安く見せて、まずは契約を取る」という手口です。
見積書には最低限の工事内容しか記載せず、工事が始まってから
「これは別途費用が必要です」「この作業を追加しないと完成しません」などと、
次々に追加料金を請求してきます。工事が始まってしまうと、
お客様も「今さらやめられない」という心理になり、言われるがままに支払ってしまうケースが後を絶ちません。
外構工事では、掘り起こした土(残土)や、解体したコンクリートガラなどの産業廃棄物が必ず発生します。
これらは法律に則って、適正な処分費用を払って処分しなければなりません。
しかし、悪徳業者はこの処分費用を浮かせるために、山中などに不法投棄を行うことがあります。
これは悪質な犯罪行為であり、万が一発覚した場合、
工事を依頼した施主であるお客様が責任を問われる可能性もゼロではないのです。
解体工事も専門とする私たちにとって、この適正な廃棄物処理は、最も遵守すべき重要な責務の一つです。
では、どうすれば危険な業者を見抜けるのでしょうか。
答えは「見積書」にあります。以下の5つのポイントを、じっくりとチェックしてみてください。
ポイント1:「〇〇工事一式」という表記が多くないか?
「駐車場工事 一式 15万円」「ブロック塀工事 一式 20万円」のような、
大雑把な表記ばかりの見積書は要注意です。
何にいくらかかっているのか全く分からず、後から「それは一式には含まれていません」と追加請求される温床になります。
誠実な業者の見積書は、「ブロック CB120 〇個 単価〇円」「コンクリート打設 〇㎡ 単価〇円」のように、
材料の品名や数量、単価、面積などが細かく記載されています。
ポイント2:材料のメーカー名や型番が明記されているか?
例えばカーポートの見積もりで、ただ「カーポート 1台」としか書かれていない場合、
どんな商品が設置されるか分かりません。
契約後に、お客様がイメージしていたものより安い、質の低い製品にすり替えられてしまう可能性があります。
「LIXIL カーポートSC 〇〇サイズ」のように、メーカー名や具体的な商品名、型番まで記載されているかを確認しましょう。
ポイント3:「諸経費」の内訳が不明瞭ではないか?
見積もりの最後に「諸経費」という項目があることがほとんどです。
これ自体は問題ありませんが、全体の工事費に対してあまりに高額だったり、
何に対する費用なのか分からなかったりする場合は注意が必要です。
現場管理費、運搬費、廃材処分費など、「この諸経費には何が含まれていますか?」と質問してみましょう。
明確に答えられない業者は信用できません。
【★実例】
以前、一宮市にお住まいのお客様が、他社の「激安」見積書を持ってご相談に来られました。
その見積書は、ほとんどの項目が「一式」表記で、
肝心な残土やコンクリートガラの処分費用がどこにも記載されていませんでした。
私たちは、「これは工事後に追加請求される可能性が非常に高いですよ」とご説明し、
すべての項目を細かく記載した当社の適正な見積書をお見せしました。
お客様は「カラクリがよく分かった。安さだけで選ばなくて本当によかった」と安心され、
最終的に当社にご依頼いただくことになりました。
ポイント4:保証やアフターフォローの記載はあるか?
工事が終わったら関係も終わり、ではありません。
万が一、不具合が発生した際にどのような保証があるのか、
書面で明記されているかを確認しましょう。
「うちは大丈夫だから」といった口約束は絶対に信用してはいけません。
ポイント5:担当者の説明は丁寧で、質問しやすいか?
これが最も重要かもしれません。見積書に書かれた内容について質問した際に、
専門用語ばかりでごまかしたり、面倒くさそうな態度を取ったりする担当者は論外です。
お客様の不安や疑問に寄り添い、素人にも分かるように丁寧に説明してくれるか。
その誠実な姿勢こそが、会社の信頼性を映す鏡です。
外構工事は、決して安い買い物ではありません。
そして、一度作ったら10年、20年と長く付き合っていく、
お住まいの一部です。だからこそ、目先の金額の安さだけで業者を決めるのは、
あまりにもリスクが高い選択と言えます。
私たち株式会社北斗のHealingForestGardenは、一宮市という地域に根ざし、
お客様との長いお付き合いを大切にしています。
だからこそ、ごまかしのない透明な見積もりと、解体から培った技術力に裏打ちされた高品質な施工をお約束します。
「他社の見積もりが安すぎて、逆に不安になってきた…」
そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。
セカンドオピニオンとして、私たちがその見積もりが適正かどうかをプロの目で診断いたします。
大切な財産であるお住まいを、心から信頼できるパートナーと共に創り上げていきましょう。
【参考記事】
※この記事を作成するにあたり、またお客様がさらに理解を深めるために参考となるサイトを以下に記載します。
1. **公的な相談窓口**
* 国民生活センター:リフォーム工事のトラブル:[https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reform.html](https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reform.html)
* 悪質な業者とのトラブル事例や、相談窓口の情報が掲載されています。
2. **住宅リフォーム推進協議会**
* リフォームの進め方「見積りのチェック」:[https://www.j-reform.com/reform-support/process_check.html](https://www.j-reform.com/reform-support/process_check.html)
* 国土交通省の外郭団体が運営するサイトで、見積書をチェックする際の具体的なポイントが分かりやすく解説されています。
3. **建設業許可に関する情報**
* 国土交通省:建設業の許可とは:[https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_1_1.html](https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_1_1.html)
* 業者が「建設業許可」を持っているかどうかが、一つの信頼の指標になります。その制度について解説されています。
4. **外構工事の総合情報サイト**
* リショップナビ:外構・エクステリアリフォームの費用相場:[https://rehome-navi.com/magazines/12](https://rehome-navi.com/magazines/12)
* 工事内容ごとの大まかな費用相場を知ることで、提示された見積もりが適正価格から大きく外れていないかを判断する材料になります。
5. **廃棄物処理法に関する情報**
* 環境省:廃棄物の処理及び清掃に関する法律:[https://www.env.go.jp/recycle/waste_law/](https://www.env.go.jp/recycle/waste_law/)
* 専門的ですが、廃棄物処理のルールが定められていることを知ることで、不法投棄のリスクや適正処理の重要性を理解する助けになります。
お問い合わせ