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2025.09.05

なぜ、うちの庭だけ池になる?水はけが悪い原因とプロが施工する「見えない排水システム」


愛知県一宮市を中心に、外構工事やお庭のリフォームを検討されている皆さん、

こんにちは!株式会社北斗、HealingForestGardenです。

近年、毎年のように耳にする「ゲリラ豪雨」や「線状降水帯」といった言葉。

短時間にものすごい量の雨が降り、あっという間に道路が冠水してしまう光景も珍しくなくなりました。

そんな時、ふとご自宅のお庭を見て、

「うちの庭だけ、いつまでも水が引かずに池のようになっている…」

と頭を悩ませてはいませんか?

せっかくの芝生が水浸しになったり、ウッドデッキの下がいつもジメジメしていたり、

駐車場の隅に大きな水たまりができたり…。水はけの悪さは、見た目の問題だけでなく、

苔やカビの発生、蚊などの害虫の温床、さらには建物の基礎部分へ湿気が回り込む原因にもなりかねません。

「とりあえず砂利を敷いてみた」「地面に溝を掘ってみた」といったDIYで対策を試みたものの、

根本的な解決には至らなかった、というお声もよくお聞きします。

実は、お庭の水はけ問題は、表面的な対策では解決が難しいケースがほとんどです。


今回は、そんな深刻な水はけ問題を根本から解決する、

プロの専門工事である

「暗渠排水(あんきょはいすい)」と「浸透桝(しんとうます)」

について、一宮市で数々の外構・解体工事を手掛けてきた私たちが、

その仕組みからDIYでは不可能な理由まで、分かりやすく解説していきます。


なぜ?我が家の庭の水はけが悪い3つの原因

そもそも、なぜお隣の庭はすぐに水が引くのに、我が家の庭はいつまでも水たまりが残ってしまうのでしょうか。

その原因は、土地が持つ性質や状態に隠されています。

  1. 土質の「粘土質」 愛知県一宮市を含む濃尾平野のエリアは、場所によって粘土質の土壌が多い傾向があります。
    粘土質の土は水を通しにくいため、雨水が地中深くに浸透せず、表面に溜まってしまいがちです。

  2. 地面の「固さ」 家を建てた際の造成工事や、駐車場として車が乗り入れることで地面がカチカチに固められている(締固められている)と、
    水の逃げ道がなくなり、表面を流れるしかなくなります。

  3. 地面の「勾配」 本来、雨水は高いところから低いところへ流れていきます。
    しかし、お庭に適切な勾配(傾斜)がついていなかったり、
    むしろ水が溜まる方向に傾斜している「逆勾配」になっていたりすると、
    水の行き場がなくなり、その場に留まってしまいます。

これらの原因は、土の表面に砂利を敷いたり、浅い溝を掘ったりするだけでは解決が困難です。

そこで登場するのが、地面の下に水の通り道を作ってしまうプロの専門工事なのです。

プロの技!「見えない排水システム」の正体とは?

水はけ問題を解決するプロの切り札が、「暗渠排水」と「浸透桝」です。
どちらも地面の下に設置するため、完成後は見えることがありません。まさに“縁の下の力持ち”のような存在です。

暗渠排水(あんきょはいすい)~地面の下に作る水のハイウェイ~

「暗渠排水」と聞くと難しく感じますが、簡単に言えば「地面の下に、水だけが通れる秘密の道を作ってあげる工事」です。

具体的には、まず庭に溝を掘り、その底に水を通しやすい砂利などを敷きます。
その上に、「透水管」と呼ばれる無数の小さな穴が開いたパイプを設置します。
このパイプをさらに砂利で覆い、土がパイプの穴に詰まらないように
「透水シート(不織布)」という布で全体を包み込み、最後に土を埋め戻します。

こうすることで、庭に降った雨水が地面に染み込むと、まず砂利の層に集まり、
そこから透水管の穴を通ってパイプの中へ流れ込みます。
あとは、パイプに付けられたわずかな勾配に沿って、水は側溝や後述する浸透桝へとスムーズに排出されていきます。
お庭全体にこの水のハイウェイを張り巡らせることで、水たまりができる前に排水できるのです。

浸透桝(しんとうます)~雨水を優しく地面に返すエコな排水装置~

「浸-透-桝」は、「一時的に雨水を貯めて、ゆっくりと時間をかけて地面に浸透させるための地下タンク」のようなものです。

一般的にコンクリートやプラスチックでできた箱(桝)で、側面や底面に水が抜け出るための穴が開いています。
暗渠排水で集めてきた水をこの浸透桝に流し込んだり、雨樋の水を直接引き込んだりして使います。

浸透桝に溜まった水は、桝の周りを囲む砂利の層を通り、ゆっくりと周囲の地中深くに浸透していきます。
これにより、一気に大量の水を側溝に流して溢れさせるリスクを減らすことができ、
近隣への配慮にも繋がる非常に有効な方法です。

【実例】

一宮市で「大雨のたびに庭の芝生が水浸しになり、駐車場まで水があふれて困っている」というご相談を受けました。

現地を調査したところ、土地が粘土質で、隣地との境界に向かって水が流れてしまっている状態でした。

そこで、庭の中心から駐車場脇にかけて暗渠排水を設置し、

集めた水を敷地の隅に設けた浸透桝へと導く工事をご提案しました。

工事後、お客様からは「あれだけの豪雨でも水たまりができなくなり、靴を汚さずに車に乗れるようになりました。

もっと早く相談すればよかったです」とのお言葉をいただきました。

なぜDIYは危険?プロに排水工事を任せるべき理由

「仕組みは分かったけど、自分でできないか?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、排水工事は専門的な知識と技術が不可欠で、安易なDIYはかえって状況を悪化させたり、

思わぬトラブルを招いたりする危険性があります。

  • 理由1:命綱となる「勾配計算」が素人には不可能
    知識なく掘削を進めてこれらを破損させてしまうと、大事故に繋がりかねません。
    解体工事も手掛ける私たちは、地中の構造にも精通しており、安全に工事を進めることができます。

  • 理由3:近隣トラブルへの発展
    誤った工事で大量の水を隣地へ流してしまったり、公道へ溢れさせてしまったりすると、
    ご近所との深刻なトラブルに発展する恐れがあります。
    プロは敷地内で水を処理する計画を立て、近隣環境にも配慮した施工を行います。

気になる費用と工事期間

排水工事の費用は、お庭の広さや土の状態、暗渠排水の長さ、浸透桝の大きさなどによって大きく変動します。

あくまで目安ですが、暗渠排水は1mあたり1万円前後から、浸透桝は1基設置するのに10万円前後からが相場観となります。

これに、掘削した土の処分費用などが加わります。工事期間は、規模にもよりますが数日~1週間程度が一般的です。

初期費用はかかりますが、毎年のゲリラ豪雨に怯えるストレスや、お庭が使えないことによる機会損失を考えれば、
根本的な解決に投資する価値は十分にあると言えるでしょう。

お庭の水はけ問題は、放置していても自然に解決することはありません。
株式会社北斗では、一宮市をはじめ尾張地域にて、専門家による無料の現地調査とお見積もりを行っております。
「うちの庭は対応できる?」「費用はどれくらい?」など、どんな些細なことでも構いません。

ゲリラ豪雨のシーズンが本格化する前に、ぜひ一度、私たちHealingForestGardenへお気軽にご相談ください。


【参考記事】 ※この記事を作成するにあたり、またお客様がさらに理解を深めるために参考となるサイトを以下に記載します。

  1. 住宅・建材メーカーによる解説

    • LIXIL:ビジネス情報|キーワードで学ぶ|暗渠排水(あんきょはいすい):https://www.biz-lixil.com/column/learning/keyword/keyword_039.html
    • 大手メーカーによる暗渠排水の基本的な解説です。
  2. 浸透桝メーカーの製品情報

    • 積水化学工業株式会社:雨水貯留浸透槽・浸透ます:https://www.sekisui.co.jp/infra/products/ryokuchi/cat01/
    • 実際に使用される浸透桝の製品情報です。仕組みや種類の理解に役立ちます。
  3. 外構工事の総合情報サイト

    • リショップナビ:庭の水はけを良くしたい!DIY/業者に頼む場合の費用・対策:https://rehome-navi.com/articles/484
    • DIYと業者依頼の両面から水はけ対策を解説しており、比較検討の参考になります。
  4. 自治体による雨水浸透施設の案内

    • 一宮市:雨水浸透施設の設置にご協力ください:https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/shisei/jougesuidou/gesuidou/1005273.html
    • クライアントの地元である一宮市が、浸透施設の設置を推奨している公式ページです。地域住民への説得力が増します。
  5. 土木・建築に関する技術情報

    • 一般財団法人 経済調査会 積算資料 公共工事の単価など:https://www.kensetsu-plaza.com/
    • 専門的ですが、工事費用の内訳や単価を調べる際の参考情報源となります。費用の妥当性を説明する際の裏付けとして活用できます。

2025.09.05

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